退職する時にお菓子を配ったり、もらったりした経験がある人は多いですよね。では必ずお菓子は配る必要があるのでしょうか?
実は退職する時にお菓子を配らないという選択をした人は約5割もいるのですよ!
それにお菓子を配らなければならないというルールもありません。
お菓子はお世話になった職場の人たちへ感謝を表しやすいものなので、退職する時に渡す人が多いのです。
お菓子を配らないことは悪いことでも非常識でもないので、渡したくない時は配らなくて大丈夫ですよ。
この記事では退職する時にお菓子を配らない理由を解説しています!
それにお菓子を渡した方がいい場合と、退職時に配るお菓子のおすすめもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
退職時にお菓子を配らないことにしてOK!その理由を解説
退職する時にはお菓子を配るのもだと思っていませんか?
でもお金もかかるし、正直準備するのも大変だし・・と感じている人が多いのも事実です。
ここでは退職する時にお菓子を配らないことにした理由をご紹介します。
短期間の契約だったから
お菓子を配らない理由で多いのは、短期間の契約だったからというものです。
短期間でも配るという人もいますが、半年以内の雇用期間であれば配らない人の方が多いですよ。
短期間ですから、わざわざお金をかけて用意する必要もないですよね。
それに短期雇用では、繁忙度の高い時期に『これだけこなしてほしい!』という業務内容のことが多いです。
そうすると職場の一定の人とだけ関わる場合も多く、退職する時に職場の皆さんに配るお菓子を準備してまで感謝を伝える必要もないですよね。
短期間の場合でも感謝を伝えるためにお菓子を準備したいと思うなら、職場全体ではなくお世話になった人だけで大丈夫です!
私が働いてる職場も、繁忙期には4カ月~半年の短期間でパートの人がきます。
むしろ大変な時期に『助かりました』という気持ちを込めて、職場側でランチを準備してますよ。
ですから、短期間の契約の場合は、退職する時にそこまで気を使う必要はないです。
職場が嫌になり辞めるから
職場の人と合わなかったり、仕事内容が自分には不向きだったり、職場の環境が悪かったりと嫌で辞める場合はお菓子を配らない人もいます。
嫌になった理由の中でも『いじめや嫌がらせ』を受けている場合は、そんな職場の人にお金と時間をかけてまでお菓子を準備したくないですよね。
いじめや嫌がらせをしてくるような職場は、あなたにとってマイナスにしかなりません。
退職すると決めたなら、気を遣うことなくすっきり辞めましょう。
私も退職経験がありますが、社長のパワハラで退職を決めた時はお菓子を配りませんでした。
退職後に関わることもなかったので、配らないからといってデメリットもありませんでしたよ。
お金もかかるし準備が大変だから
職場の規模にもよりますが、お菓子を配ろうと思うと数千円はかかりますよね。
それに職場の人たちの好みや、どんなお菓子がいいか考えるのも大変です。
そしてそう考えている人は、けっこう多くいますよ。
退職すれば会うことも関わることもなくなるという人がほとんどなら、大変な思いをしてまでお菓子を配る必要はないです。
そもそもお菓子を配るのはどうして?
会社の規則で決まっているわけでも、お菓子を配らなければならないルールがあるわけでもないのに、お菓子を配るのはどうしてでしょうか?
私は2回退職経験があるのですが、1度目はお菓子を配り、2度目の職場では退職の時にお菓子を配りませんでした。
ここではお菓子を配る理由についてご紹介します。
円満に退職したいという気持ちから
私が1度目の職場を退職した時にお菓子を配った理由は、円満退職したかったからです。
そもそも私が退職することにしたのは、妊娠したことが理由でした。
つわりが酷く動けなくなり、入院生活を送ることになってしまい、私が在籍していることで後任の採用ができなくなると思い退職を決めました。
急な退職で職場には迷惑をかけてしまったので、謝罪と今までお世話になった感謝の気持ちを込めてお菓子を配りましたよ。
それにその職場は夫の仕事の関係先でもあったので、円満に退職したいという気持ちが強かったです。
自分もお菓子をもらった時には感謝の気持ちで送り出すことができますし、お菓子を渡されて嫌な気持ちになる人はそうそういません。
退職後も何らかの形で関わることになる職場であれば、お菓子を渡しておくと気持ちよく退職できる場合が多いですよ。
お菓子よりも感謝の言葉が大切
お菓子は形で感謝を表すことができる物ですが、一番大切なのは物よりも感謝の気持ちを表す言葉です。
出社の最終日にはお菓子を配る配らないに関係なく、しっかり退職の挨拶をしてから帰るようにしましょう。
そうしてお世話になった気持ちを伝えることで、お菓子がなくても良い印象で退職することができます。
私は退職した方から挨拶なく、不在の時にお菓子を机の上に置かれているだけの時がありました。
私から挨拶をすればよかったのかもしれませんが、業務内容が同じで関りが多い方だったので少し寂しかったです。
お菓子のあるなしで仕事の評価は変わらない
退職する時にお菓子を配らないからといって、仕事の評価には影響がありません。
どんなに豪華なお菓子を渡しても、仕事ができなかった人が高評価になることもないのです。
『あの人のお菓子は豪華だったね』程度の記憶には残るかもしれませんが、それだけです。
ですからお菓子はそこまで重要ではありませんよ。
しかし、感謝の気持ちを伝えるためにお菓子を配ることはもちろん良いことです!
お菓子も渡したいと思ったら、感謝の言葉と共に渡してくださいね。
退職時にお菓子を配る場合の渡し方とお菓子の選び方
退職の時にお菓子は配らないことにして問題ありませんが、配ることにしてももちろん大丈夫です。
しかしお世話になった人たちにお菓子を配りたいけど、どんなお菓子でいつ渡したらいいか迷いますよね。
ここではお菓子を配る場合の、お菓子選びや渡すタイミングを解説します。
お菓子を渡す人の範囲
退職時にお菓子を渡す人は、社員の人数が少ない(10人前後)小さい規模の会社であれば皆さんに渡した方がいいです。
しかしいくつも部署があるような大きな規模の会社なら、同じ部署内の人や実際に業務上で関わった人たちだけで大丈夫ですよ。
それから、本当にお世話になった人だけに渡したいという場合もあると思いますが、それでも問題ありません。
その場合は、皆さんがいる前ではなく、人がいない所で個別に渡すようにしましょう。
お菓子の選び方
退職のお菓子を渡すとき、どんなお菓子を選んだらいいのかが一番の悩みですよね。
そこでお菓子選びのポイントをまとめました。
- 好き嫌いが分かれづらいもの
- 個包装されている
- 賞味期限が長い
- 常温で保存が可能
個別に渡す場合はその人の好みのお菓子でいいですが、職場の皆さんに渡す場合は好き嫌いが分かれづらいものがいいです。
好みが分かれるお菓子の例としては、チョコミントやあんこ、お酒の香りがするものも好き嫌いが分かれます。
そして一人ひとりに配るものですから、個包装になっている物を選びましょう。
個包装されているお菓子なら渡しやすいですし、受け取る側も自分のタイミングで食べることができるため受け取りやすいですよ。
それから賞味期限にも気を付けましょう。シフト制の職場であれば、出勤最終日ではなく別日に渡すことになりますよね。
最後に常温で保存できる物です。
外勤がある職場では渡すタイミングで不在のこともありますし、すぐに食べられない場合に冷蔵庫がいっぱいで保存ができないなんてことも考えられます。
机の上に置いておける物なら、外勤などで不在の方の机に置いておけますし、冷蔵庫がいっぱいで困ることもありません。
受け取る側が受け取りやすいお菓子を選んで、お互い気持ちよく受け渡しができるようにしましょう。
お菓子を渡すタイミング
お菓子を準備したものの、渡すタイミングはどうしたらいいのか悩みますよね。
タイミングとしては、退社する時間に合わせて退職の挨拶と一緒にお菓子を渡すとスムーズですよ。
しかしその時間帯が忙しいなら、休憩時間や業務が落ち着いている時間帯に渡すと、余裕を持って感謝の気持ちも伝えやすいです。
一人一人に手渡しする場合も、代表して直属の上司に渡す場合もタイミングは同じ考えてで大丈夫です。
外勤などで不在の人に直接渡せない場合には、一言退職する旨と「お世話になりました」という感謝のメッセージを添えて机の上などに置いておきましょう。
渡す日は、出勤最終日で大丈夫です。
退職日と出勤最終日が違う場合もありますが、わざわざ退職日にお菓子を渡すために出向く必要はありません。
一番伝えたいことは感謝の気持ちですので、しっかり挨拶をして気持ちよく退職を迎えましょう。
退職時に渡すおすすめのお菓子
お菓子選びのポイントをお伝えしましたが、ここでは私が渡したり受け取ったりしたことがことがあるお菓子を参考に喜ばれた商品をご紹介します♪
・バウムクーヘン
私も渡したことがあり、頂いたこともある中で多いのがバウムクーヘンです。
お腹が空いて甘い物が欲しい時に丁度いい量なのと、男女問わずどの年代の方にも喜んでいただきました!
こちらの商品は一つひとつが個包装で、賞味期限も長いので退職のあいさつにピッタリです♪
メッセージカードも付いているので、外出や休暇等で直接あいさつができなかった人に退職を伝えやすいですよ。
・スティックコーヒー
仕事中にコーヒーを飲んで一息つく人も多いですよね。
スティックコーヒーは手軽に一杯分のコーヒーを作れるので、もらって嬉しいという声が多い物の一つです。
こちらの商品はスティックコーヒーにアイシングビスケットとゴディバのチョコがセットになったプチギフトです。
コーヒーと一緒に甘い物もあると嬉しいですよね。
アイシングビスケットにはメッセージカードも書かれているので、退職のあいさつにいいですよ!
まとめ
- 退職する時はお菓子を配らないことにしてもOK
- 退職する時にお菓子を配らないと決めた人は約5割いる
- お菓子を配らない理由は短期雇用や職場や嫌になったなどが多い
- 退職する時はお菓子よりも言葉でしっかり感謝を伝える
- お菓子を配る配らないで仕事の評価に影響はない
- お菓子をもらうと嬉しいと感じる人の方が多い
- 退職後も関わるならお菓子を渡した方がいい
お菓子は感謝を伝える一つの手段です。ですから必ず配る必要はありません。
半数の人は退職時に配らないという選択をしていますので、あなたが配らなくてもいいかなと思ったら、配らずに退職していいのです。
お菓子を配らないことで、後々問題になることもありませんので、気持ちよく退職して新たな環境に進みましょう♪
その方たちも契約期間が満了になり退職する時に、お菓子を配っている人は少なかったですよ。